臨床心理学研究法-面接法

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2017-05-14 2100. 研究法 コメントはまだありません

臨床心理学研究法-面接法

1 はじめに

面接には臨床的面接と調査的面接に大別できる。 ここでは、それぞれの面接について述べる。

2 面接法の概要

面接は面接者 (interviewer) と被面接者 (interviewee) からなり、面接者が被面接者に一方的に質問をとおして情報を得るのではなく、当然のことながら被面接者も同時に面接者を見ている (観察) ことを心得ておく必要がある。すなわち、一定の状況において相互的にコミュニケーションをとおして情報 (データ) を得るのが面接法である。

2.1 臨床的面接

治療を目的とした面接であり、基本的に問題や悩みを持った被面接者 (クライエント) あるいはその関係者の要求に基づいてなされる。面接において面接者 (治療者) の態度として、共感 (empathy) をもってなされることが大事である。そこにはよいラポール (rapport : 親和的関係) の成立が必要である。

臨床的面接では、問題や症状 (悩み) の聴取や見立て (査定 : 評価・判断・計画) 、さらに見立てに基づく以降の治療も面接をとおして行われる。

臨床的面接の質は、治療者自身の人格、態度、共感的理解力によって大きく影響される。

2.2 調査的面接

目的は資料収集であり、調査あるいは研究のためなどその目的はさまざまであるが、あくまで面接の動機は面接者にある。多くは社会調査の場合に用いられるが、調査の正確性を期するためには信頼性や妥当性の検討が十分に行われ、調査者の先入観や偏見、結果の期待効果などの影響を避ける工夫が必要となる。

調査的面接では客観性が重んじられる。対人面の影響を排除し、客観性をより推し進めた方法が質問紙法であるといえる。

3 臨床的面接

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